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第四話 ふがしとふがしと/グリコとグリコと [だがしかし]

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ふがし編

帰宅したココノツは、なぜか家の中から異音がすることに気付き、中を確認すると、そこには目隠しをしたほたるがいるという、謎の状況に遭遇します。
ほたるが目隠しをしている理由は、きき酒ならぬ『きき麩菓子(ふがし)』を行おうとしているからとのことです。
鉄分などの栄養素が豊富でありながら、脂肪分が少なく、ヘルシーなことから、女性にも人気のある麩菓子。
しかし、そんな人気ゆえに、お菓子メーカー各社が麩菓子を販売しており、わずかな香りや味だけで、どれがどの麩菓子かを当てるのは困難…
だからこそ、きき麩菓子をしよう、とほたるは提案してきたのです。
こうして、ほたるとココノツのきき麩菓子対決がスタート。
まず最初にほたるが食べて、何の麩菓子かを当てることになったのですが…
多少の違いはあれど、麩に黒糖を塗り、焼いたものが麩菓子。
それだけで違いがわかるものでしょうか?
しかし、さすがほたるは、大手お菓子メーカーの枝垂カンパニーの社長令嬢といったところ。
麩菓子の王道の味、お徳用の場合は長さが短く、一番旨味のある先っぽが少し広がっているという点から、見事しきしまの『ふーちゃん』、さらにお徳用であると当ててみせたのです!

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続いては、ココノツが当てる番となりました。
ココノツが食べたのは、香ばしい香りに、ちょうどいい味の濃さ…
味などの特徴だけでは絞りきれなくなり、これはもう敗北かと思われたのですが、駄菓子に対する天才的センスの持ち主であるココノツは、ここで真価を発揮!
包装をはがす音で、やおきんの『ふ菓子(角)』と言い当てたのです!

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なぜ包装をはがす音だけで当たったのかというと、基本的に多くの麩菓子は1つの大きな包装に何本かが入っているタイプばかりです。
つまり、麩菓子同士が擦れ合う音がするはずです。
しかし、やおきんの『ふ菓子(角)』は個包装されているため、その音がしないのです。
この情報と、対決前に見た麩菓子のラインナップから、見事的中させた…
というわけです。
その後も一進一退の攻防が続き、残りの麩菓子もわずかになったところで、ココノツは勝負に勝つため、ある作戦に出ます。
それは、ほたるが用意したもの以外の麩菓子を用意すること。
しかし、ココノツの作戦もほたるには効きませんでした。
静岡県限定で発売されている、富士箱根湧水おふやの『さくら棒』も、見事的中させてしまったのです。
結局、勝負の結果が、どうなったかはわかりませんでしたが、麩菓子の魅力は知ることができました。

グリコ編

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続いては、『グリコとグリコと…』になります。
サブタイトルからわかるように、あのグリコが登場します。
ココノツが喫茶エンドウに忘れてしまったノートを取りに行くため、ほたるがグリコのキャラメルを取り出し、パッケージのランナーさながらのクラウチングスタートの構えをみせます。
ほたるが言うには、このグリコのキャラメルには、
「一粒300メートル」
というキャッチコピーがあるそうです。
なぜこのようなキャッチコピーなのかというと、実は、グリコのキャラメル1粒のカロリーが16kcalとなっています。
そして身長165cm、体重55kgの人が、分速160mで走った場合、8.21kcalを消費するのだそうです。
つまり、グリコの『キャラメル』1粒で1.95分走ることができ、1.95分で進める距離は約300m。
『一粒300メートル』
のキャッチコピーは、適当につけられたものではなく、しっかりとした根拠があり、まさにこの商品の真実を告げているものだったのです。
シカダ駄菓子から喫茶エンドウの距離は約1500m、つまり、グリコのキャラメル5粒で到達することが可能になります。
果たして、ココノツはノートをサヤに気付かれず回収することはできるのでしょうか?
グリコのキャラメルを手に、真夏の1500m走が幕を開けるのです。

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