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人種の壁が生んだ悲しみの兵器「生体CPU」~ブーステッドマン編~ [ガンダムSEED]

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さて、先日の記事(http://aniwota-blog12.blog.so-net.ne.jp/2014-06-26-2)ではガンダムSEEDにおいての戦争の肝となる部分、ナチュラルコーディネイターについて解説をしました。
そこでも解説したとおり、基本的な身体能力でいえばコーディネイターのそれはナチュラルを軽く凌駕します。

そこでナチュラルは考えます。どうすれば勝てるかと。
その結果生まれたのが、今回解説する生体CPUでした。
生体CPUとは、いわゆる強化人間の一種です。
ガンダムSEEDシリーズでは大きく分けて二種類の強化人間が登場しますが、今回はそのうちの一つであるブーステッドマンについて解説します。

ブーステッドマン.jpg

左端の前髪で片目を隠した少年がシャニ・アンドラス、朱色の髪の男の子がクロト・ブエル、髪をオールバックにしている彼がオルガ・サブナックです。
Wikipediaの解説によると、彼らは手術で脳や分泌線内にマイクロ・インプラントを埋め込み、さらに特殊な薬物を投与することで能力を極限まで高めることができる戦士です。
この薬というのが割と厄介でして、簡単に言えばドーパミンやアドレナリンのような脳内麻薬を人工的に作り出したものなのですが非常に依存性が強く、アニメ本編でも禁断症状に苦しんでいる姿が何度か見受けられます。
また、一種の洗脳により戦闘に恐怖心を持たず、敵に対し凶暴な戦いを行なう事ができるのもブーステッドマンの特徴です。

とはいえ、非戦闘時は彼らは普通の青少年であり、戦闘前の待機中にはそれぞれの趣味に興じる姿もあります。

オルガ.png
オルガの趣味は読書、10代向けの小説をよく読んでおり、他の2人に比べて精神も安定しています。

クロト.jpg
クロトはゲームが大好きで、この時はシューティングゲームに没頭しています。
ちなみに、このとき遊んでいるゲーム機の名前は「グレートワンダースワンXXX」といいます。今の小学生はワンダースワンを知っているんでしょうかね。

シャニ.jpg
シャニは音楽鑑賞が趣味で、アイマスクをしたまま音楽を聴いて寝ていることもあります。


ブーステッドマンの3人は本編で全員死亡してしまいますが、もし戦いのない世界になった時、薬のない世界では生きられない彼らはどうなるのでしょうか。
そう思うと、彼らのような存在を生まないためにも戦争はやはり良くないと思います。

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ガンダムSEEDシリーズに根付く人種問題「ナチュラル」と「コーディネイター」 [ガンダムSEED]






ガンダムSEEDシリーズでは、平たく言えば「人種問題」が戦争の大きな肝になっています。
「遺伝子調整によってあらかじめ強靱な肉体と優秀な頭脳を持った新人類」と定義されるコーディネイターと、遺伝子操作を受けていないいわゆる「普通」の人間のナチュラル
主にこの2つの人種が戦いを繰り広げています。

Wikipediaの「コーディネイターにとナチュラル」のページによれば、コーディネイターは「ナチュラルよりも堅牢な肉体と優れた運動能力、優秀な頭脳を持っており」、「ナチュラルより各種機能の平均的水準が高い“人間”」です。
つまり、簡単に言えば遺伝子レベルで優秀な人間なのです。
ガンダムシリーズでメインとなる「モビルスーツでの戦闘」においても、コーディネイターの操縦技術はナチュラルのそれよりはるかに優秀です。

こうして書くとコーディネイターはさぞすばらしい人間じゃないか!と思われがちですが、彼らは「人間」として致命的な欠点があります。
それは、簡単に言えば子孫を残しづらいということ。
度重なる遺伝子調整により、遺伝子の型が合わない同士では絶対に子どもができないという事があるわけです。
他にも生まれてくる子どもの外見のデザイン(髪の色や目の色、身長など)が可能となる反面、希望通りに生まれてこなかった子どもの親権を親が放棄してしまうケースが出るなど、コーディネイターによる問題点は数多くあります。

画像は親同士が決めた婚約者同士であるコーディネイターのアスランラクスですが、この二人もそういった人種問題の一種の「被害者」であり、またこの先二人に起こる変化を思うと、思うところを隠さずにはいられません。

アスラク.jpg





ガンダムシリーズの名脇役!誰よりも仲間を信じた男「イザーク・ジュール」 [ガンダムSEED]

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今も昔も皆さんの心を震わせるアニメの一つである「ガンダム」シリーズ。
主人公格のキャラクターだけでなく、いわゆる脇役のキャラクターたちもいい味を出しているのが魅力の一つだと思っています。

そんな中で私が紹介するのは、「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」に登場する彼、イザーク・ジュールです。

イザーク.jpg

イザークは主人公の邪魔をするいけすかないキャラ、という印象を持たれがちですが、ストーリーが進んでいくにつれ熱い心の持ち主へと成長していきます。

実はこれにはきちんとした理由がありまして、イザークの声を演じている関智一さん。
関さんは過去に「機動武闘伝Gガンダム」で主人公、ドモン・カッシュを演じたことでも有名ですが、一言で言えば熱い演技に定評のある声優さんです。
当初は激情家ながらも狡猾な皮肉屋、というイザークを演じた関さんですが、本編の中である事があってからに変化が訪れます。

それは、イザークの同僚でもある年下のパイロットが死亡してからその無念さをぶつけるシーン。
「狡猾」とは正反対のその熱い演技に、当時の監督はイザークって本当はこんな奴だったのか!」と感動したといいます。
以来、イザークはそれまでの冷徹さはなりを潜め、「不器用ながら熱い心の持ち主」というのが前面に出るようになったとか。
故郷に核兵器が落とされそうになったとき、涙ながらに故郷を守ろうと叫ぶシーンは必見です。

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